SingleViewからCoreDataを扱うための手順
Master-DetailApplicationからCoreDataを作成する記事は多く見ますが、
Xcode5.X系でSingleViewからCoreDataを扱う記事が少なかったため、
記事にしました。それでは早速手順を紹介します。
※ObjectiveC学習開始6ヶ月目のエンジニアが書いています。
間違った内容、誤解を招く内容が含まれている可能性があります。
何か間違い等発見されましたらご指摘頂けると幸いです。
1. New ProjectからSingleViewを選択します。
2. Product nameに任意の名前を入力し、プロジェクトを作成してください
ここで一旦、「CoreDataが難しい」と感じてしまう要因を一言でサクっと
言っちゃいます。それは。。。
登場人物が多すぎる!!!!
というわけでまずはいっぱい出てくる登場人物を、必要最低限
頭の中で整理しましょう。参考にオススメなのが下記ブログ記事です。
まずは本記事をじっくり読んでください。
【iOS/Mac開発】Core Data を使いはじめるのに最低限知っておけばいいこと (フェンリル | デベロッパーズブログ)
次に CoreDataを利用するまでの流れ。
とりあえずやらなきゃいけない事は、下記の通り。
モデルを準備する。
↓
永続化ストアを準備する。
↓
コンテキストを準備する。
説明ばかりも何なので、作っていきましょう。
3. プロジェクトフォルダ右クリックし、をNew Fileを選択します。
4.CoreDataからData Modelを選択し、作成します(ファイル名はデフォルトのままの、Model.xcdatamodeldにしておきます。)
ここで出ました。モデルさんです。データの構造を管理しているやつです。
例えば「個人情報」というモデルを作成した場合、データの構造は
・名前 : 田中一郎
・生年月日: 1900年12月31
・住所 : ほげほげ県まるまる市
といった感じで作っていくイメージです。
今回は名前だけを管理するモデルを作っていきます。
5.Model.xcdatamodeldを開き、下部のAdd Entityをクリックします。
6.Entitiesに「Entity」という項目が追加されるので、そちらをクリックし、
Attributesの+ボタンを押し、Attribute名を「Name」に、Typeを「String」に変更しましょう。
これで「名前」を格納するモデルを作成できました。ただし、こいつを扱うためのファイルも作成しないといけないので、そちらも作成します。
7.XcodeメニューのEditorから「Create NSManagedObject Subclass...」を選択し、作成します。途中に出てくるチェックマークは全てチェックしてください。
Entity.m, Entity.hが自動的に作成されている事が確認できます。
これでようやくモデルの準備は終わり。
長くなってきたのでいったんここまでにします。
続きは後ほど。