セブでの連休
セブでは4/17〜20と4連休(ホーリーウィーク)でした。
4/17と18はダイビングライセンスの取得をしていました。
土日はジプニー(セブの共用バス的な乗り物)だけを使って
各地を色々放浪しながら歩き回っていました。
セブの日本人は大体タクシーを使う(初乗り40ペソと格安)らしく、
ジプニーに乗り込む事は割と珍しいみたいですね。
私はもっぱらジプニーばかり使ってます(だってルート内ならどこまで行っても
8ペソなんですもの)。
マクタンを散策してみたかったので、ITパークを
出発し、ジプニーを3回ほど乗り換え、マクタンへ到着。
そこからはずーーーーっと徒歩で散策してみました。
徒歩でしか分からない事ってたくさんあるんですよね。
私自身、セブに行く前は、セブといえば「The リゾート地!」みたいなイメージを持っていました。
実際には奇麗に整備された場所は極わずかで、貧困差の激しい場所であることに
すぐ理解できます。
例えばこの写真を見てください。
何か気づく点はあるでしょうか。
この倍率だと分かりにくいですが、左はマクドナルド、奇麗に整備された噴水、
リゾートホテル等に行く道で、右の縦に伸びている道は、いわゆるローカル道です。
左側の道路は奇麗に整備されてますね。では右側はどうでしょうか。
右側の道路で撮った写真をお見せします。
歩道が無い。水も溜まってガタガタ。すげー歩きにくい。歩行者が居ても車は減速せずビュンビュン走ってます。写真はまだ砂利道がありますが、何も無いとこでは
高速に走る車のすぐ横を写真くらいの女の子が普通に歩いてます。実際自分も歩いてみるとめっちゃ怖い。
でも道路だけはきちんと整備されていて、とても奇麗。「この差はなんなんだろう・・・」と思いながらずーっと散策してました。
途中でお腹が空いたので、近くのローカルちっくなレストランで
ご飯を食べているとて声かけられました。
セブの方「アニョンハセヨー!」
俺 「I'm Japanese」
セブの方「あらやだごめんなさい」
的なやり取りをした後少しだけ雑談。俺が「歩道とかめっちゃガタガタで歩きにくいっすねー。道路はこの辺結構奇麗ですけど」と言ったら
「この辺は車持ちが多いからね。車持ち=富裕層って事なの。富裕層のおかげで経済が成り立ってるから多分色々優先されてるのよ」
的な事を教えてくれました(俺のつたない英語理解力が合ってればですけど)。
「整備格差はそういう事だったのね。なるほど。」と思いながら
帰路へ。また、この事に関して特に可哀想だとか、なんとかしなきゃ!って気持ちは全く起きず。「そりゃあ、資本主義だもん。富裕層は大事よね」と思ったのが正直な気持ち。「血も涙もねーな!」って思われるかもしれないけど、世の中そんなもんじゃないかなーと。代わりに「貧困層を上手く中間層まで引き上げられた時には大きなビジネスチャンスがいっぱい転がってそう」とは思いました。特に娯楽系のビジネスは介入の余地がたくさんあると思います(それくらいセブにはアクティビティが少ない)。
やっぱ見知らぬ土地を徒歩で散策するのは面白い。車で通り過ぎるより色々発見がある。今日で連休は終わり。明日からまたエンジニア修行に励みます。それではまた。